保育士スタッフへの挨拶は感謝を中心に述べて
保育園を退園する際にはまず、一緒に働いていた仕事仲間、保育士スタッフへの挨拶が欠かせません。
保育士スタッフへ挨拶をするタイミングは、園長先生から指示される事がほとんどですので、指示に従い、そのタイミングできちんと挨拶をしていきましょう。
>>保育士が退職時に使える挨拶文例
保育士スタッフへの挨拶では、今までの経験を踏まえた皆さんへの感謝、また、退職理由と、皆さんの健康に気遣った旨などを挨拶に盛り込みましょう。
また、何月付けで辞めるのかなど、辞める時期もきちんと盛り込むことが大切です。
注意をしないといけないのは、マイナスに捉えられるような事を言わないという点にあります。
例えば、園の方針が合わない、特定の誰かとトラブルになったので辞める、など、今後の園の運営に支障をきたす可能性があることは、一切言わないことが礼儀です。
今までお世話になってきた園であるからこそ、立つ鳥後を濁さず、きちんと社会人として、丁寧にご挨拶をするように心がける事が大切です。
保護者への挨拶は丁寧に
保護者への挨拶を行う際にも、きちんと丁寧に、失礼の無いようにご挨拶をするよう心がけましょう。
ご挨拶をする上で最低限盛り込むべきなのは、子供達の保育に関わらせて頂いた事への感謝と、保育園行事の協力のお礼などが挙げられます。
また、いつ付けで退職をするのか、退職理由も簡易的に述べておいた方が、保護者側も安心出来ますので、出来れば加えておきましょう。
例えば、結婚や家庭の都合などは、最も利用しやすい理由です。
転職だとしても、わざわざその旨を伝える事はありません。
今後の保育園の運営に悪影響を及ぼすような挨拶は避け、とにかく今までの感謝を中心に挨拶を行うよう心がけましょう。
保護者の方の場合、保育園の先生がどうして辞めるのか、非常に敏感になっている方がほとんどです。
万が一、保育園の運営方法に不信感があるからなど、保育園がきっかけで辞めたいと思ったなど伝えてしまったら、保育園に大きな迷惑がかかりますので、絶対に辞めましょう。
また、特定のお子さんの名前を名指しする行為もNGです。
例えそれが良い事だとしても、一人のお子さんだけ優遇しているように捉えられてしまいますので、全体での挨拶の際には、絶対に辞めましょう。
園児達には分かりやすい挨拶を心がけて
園児達には、大人への挨拶と違って、とにかくわかりやすく、端的に伝えるようにすることがポイントです。
退職、等の言葉は難しすぎますので、皆とばいばいすることになりました、など、わかりやすいように伝えましょう。
また、具体的な思い出を挨拶に入れる事も大切です。
皆との遠足とっても楽しかったです、など、具体的なエピソードを踏まえると、園児達も分かりやすくなります。
園児達への挨拶は、言葉選びに気を付けて、きちんと伝わるようにする事を心がけましょう。